会長挨拶
公益社団法人岡山県看護協会は、“人間の尊厳と権利を尊重し、県民の健康と福祉に寄与する”という理念を実現すべく、①看護の質向上、②看護職が働き続けられる環境づくり、③ニーズに応える看護領域の開発・展開の3つの使命に基づく事業を推進する専門職能団体です。会員は、県内の看護職(保健師、助産師、看護師、准看護師)で、従事者の約6割を占め、全国的にもトップクラスの加入率です。
人口減少社会において、新興感染症(新型コロナウイルス感染症など)のパンデミック、甚大な自然災害等、予測しがたい健康危機のなか、全世代型社会保障制度の改革、Digital Transformation、働き方改革(タスクシフト・タスクシエアなど)が進みつつあります。
多様な健康課題、複雑困難な事例等には、多職種・当事者・住民等との連携・協働が必須です。同時に、新たな看護領域の開発・展開も必要でしょう。私たち看護職は、これらのニーズに応えるべく果敢に前進したいと思います。
令和6年4月6日には設立50周年を迎えます。諸先輩方が関係各位とともに築いてきた50年をもとに、これからの看護の歴史を皆様方とともに創る準備を進めたいと考えています。これからも、“県民の命と暮らしを衛るプロフェッショナル”として、皆様方とともに、2040年を見据えた将来ビジョンのもと、セカンドステージを創ってまいりますので、引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人岡山県看護協会
会長 二宮 一枝